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男性ホルモンが少ない男は魅力がない?なんと50代でホルモンは半分に…

美容
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男性ホルモンは、
美容やアンチエイジングを志す方にとって
忌み嫌う存在かもしれません。

“薄毛の原因となる”

“体毛が濃くなる”

“ニキビができる”

など、
美容やアンチエイジングとは
逆行した作用をするもので、
特に毛に関する悩みの元となっている
イメージが強いと思います。

ただ、
それは男性ホルモンの一面しか見ておらず、
多少の誤解も含んだ解釈になっているかも
しれません。

今一度、
男性ホルモンが男にとって
どのような役割を果たしているか知ったうえで
男性ホルモンを再評価してみませんか。

男性ホルモンとは?

人間の体内には
100種類以上のホルモンが存在しています。

それぞれのホルモンが、
日々生産され、体内を循環し、
体のあらゆる機能を調整しています。

それらのホルモンのうち、
男性と女性で性別特有のホルモンがあり、
それらのホルモンを性ホルモンと呼びます。

性ホルモンは、
女性特有のホルモンである女性ホルモンと
男性特有のホルモンである男性ホルモンとに
分類されます。

男性ホルモンは、主に精巣で作られて、
女性ホルモンは、主に卵巣で作られます。

男性ホルモンの働きによって
男は肉体的にも精神的にも
逞しくいることができます。

また、
正常な生殖機能を維持するためにも
男性ホルモンが必要不可欠です。

ちなみに、
男の体にも少量ですが
女性ホルモンが存在します。
男の場合、女性ホルモンは
卵巣ではなく、副腎で作られます。

男性ホルモンの役割

男性ホルモンが男として生きていくために
必要不可欠であることはわかりました。

では、具体的に男性ホルモンは
どのような働きをしているのでしょうか。

男性ホルモンに分類されるホルモンは
テストステロンやDHEAなど
いくつかのホルモンがありますが、
男性ホルモンの90%はテストステロンです。

男性ホルモンの役割は、
テストステロンの働きとほぼ同義です。

そんな男性ホルモンの代表格である
テストステロンの主な働きは以下となります。

・筋肉を発達させる
・体脂肪を減らす
・論理的な思考や決断力をつける
・生殖能力を維持する

 

これらテストステロンの働きを
一言で言うならば
“男らしくあるためのホルモン”
と言えるのではないでしょうか。

全身に筋肉が付き絞れた体、
仕事場でのアグレッシブかつ冷静な行動、
同僚を引っ張るリーダーシップ、
精力溢れるバイタリティ、

男が憧れる男の姿
そのものではないでしょうか。

つまり、男性ホルモンは、
女性にはあまり必要とされていない
男としての強さを実現するために
働く大切なホルモンなんです。

男性ホルモンが減るとどうなる?

男性ホルモンの分泌量は、
20代前半でピークをむかえ、
50代でなんと半分まで減少してしまいます。

若い頃に尖っていたような人が
歳を取って人間性が丸くなるのは、
精神的に大人になったからというわけではなく
男性ホルモンの分泌量の低下も関係しています

50代で男性ホルモンが半分になってしまう
その過程において私たちに起こりうる
体や心の不調には
どうのようなものがあるのでしょうか。

・筋力の低下
・体脂肪の増加
・イライラや不快感
・勃起不全

各症状を具体的に見ていきましょう。

筋力低下

40代間近になって健康や体型のため、
筋力トレーニングを始めた方も多いと思います

筋トレ頑張ってるけど、なんか思ってたより
筋肉って付かないんだなぁ。

筋トレの後に鏡に映った自分の体を見て、
こんなことを感じた方もいると思います。

それ、気のせいではないです。

若い頃に比べて
実際に筋肉が付きづらくなっているんです。
なぜなら、男性ホルモンが減っているから。

テストステロンには
筋肉の合成を促進させる働きがあるため、
同じ運動量のトレーニングでも、
体内のテストステロンの量によって
筋肉の発達度合いが違ってきます。

このような効果もあって
スポーツ選手などは筋力増強のために
ドーピングで禁止されているにもかかわらず
テストステロンを投与してしまうんです。

体脂肪の増加

男性ホルモン減少による
筋肉量の減少と、体脂肪の増加は
相関関係にあります。

つまり、
筋肉量が減った分、体脂肪が付きやすくなる
ということです。

年齢を重ねるごとに、
体に脂肪が付いて太ってしまうのは、
何の対策も取らなければ、
必然の流れなのかもしれません。

もしぽっこり出た下腹が気になっているなら、
以下記事の方法が参考になると思います。
したばらがぽっこり出る中年太りを解消する4つのチェックと対策

イライラや不快感

男性ホルモンは心理面でも大きく影響しており
論理的な思考や、決断力を支えています。

男性ホルモンが減ると、
論理的に考えることが難しくなり、
決断までの時間が増えます、

これら自分の中で起こっている変化に戸惑い、
それがイライラや不快感となって現れます。

また、認知力についても
男性ホルモンの減少が悪影響を与える
研究結果が出ており、

これらの変化がさらに
イライラや不快感を助長し、
最悪、抑うつ状態になってしまいます。

勃起不全

勃起不全とはEDと呼ばれる
勃起機能の低下状態です。

男性ホルモンの減少によって
EDを引き起こすケースがあります。

EDの具体的な症状は、
早朝勃起(朝立ち)の回数が少なくなる、
性欲があっても勃起できない、などです。

また、精神的に性欲が低下し、
セックスをする欲求自体が
無くなってしまう場合もあります。

男性ホルモンを増やす方法

男性ホルモンが減少すると、
男としてなかなか厳しい状態になることが
わかりました。

50代になるまで男性ホルモンの減少を
ただ指をくわえて見ているわけには行きません

加齢による男性ホルモンの減少を抑えるべく
男性ホルモンを増やす方法を
いくつか紹介致します。

男性ホルモンを増やす食材を摂る

男性ホルモンも元をたどれば、
私たちが食べた食物から出来ています。

男性ホルモンを十分に分泌させる為には
ビタミン、ミネラルの必須栄養素が不可欠です

男性ホルモンに必要なビタミン、ミネラルが
豊富に含まれている食材をいくつか紹介します

・牡蠣
・にんにく
・レバー
・生姜
・大豆
・うなぎ
・鶏肉
・ネギ

スタミナがつきそうな食材ばかりですね。
中でも牡蠣は亜鉛が特に多く含まれているので
おすすめです。

感情に刺激を与える

男性ホルモンは
感情に適度なストレスかかった状態
つまり適度な緊張状態に入った際に
分泌が促進されます。

アクション映画を見て手に汗握る、
ジェットコースターでスリルを味わう、
可愛い女性とデートしてドキドキする

楽しいレベルで緊張する場面を
日常に多く作ることが有効です。

ストレスをためない

前述した適度なストレスと相反するような事を
言っていますが、過度のストレスは、
男性ホルモンを減少させてます。

私たちの体にはいくつものホルモンが存在し
過度なストレスが体や精神にかかった際は
ストレスを緩和するためのホルモンが
男性ホルモンよりも優先的に分泌されます。

その結果、男性ホルモンの分泌が抑制され
男性ホルモンの量が減ってしまいます。

ストレスにはアレルギーなども含まれますので
自分の体質をしっかり把握して、
体に負担がかかる食物や場所は
できるだけ避けるようにしましょう。

男性ホルモンによる悪影響

男性ホルモンというと、
世間一般的に美しさと相反する
いくつかの悪いイメージがあると思います。

それらの悪いイメージが
具体的に男性ホルモンの
どのような作用によるものなのか、
見ていきたいと思います。

薄毛

男にとって体の悩みで、
必ず上位にくるのが、

頭部の薄毛ですね。

実際、私も気になってます。

そして、薄毛に関しては
男性ホルモンが原因である、
という諸説があります。

男性ホルモンが薄毛の原因であることは
半分正しくて、半分は誤解です。

男性ホルモンの分泌量は
20代前半でピークを迎えます。
もし薄毛の原因が単純に男性ホルモンであれば
薄毛のピークも20代前半に起きるはずです。

ただ、男性ホルモンのテストステロンが
薄毛に大きく影響していることは確かです。

薄毛の原因となるのは、
テストステロン自体ではなく、
テストステロンが5αリダクターゼと呼ばれる
酵素と結合することにより生成される
ジヒドロテストステロンというホルモンです。

ジヒドロテストステロンには、
髪の毛の成長期を短くする脱毛作用が
あることが実証されています。

ジヒドロテストステロンの
感受性には個人差がある為、
ジヒドロテストステロンによって
薄毛が発生する人と、しない人がいます。

また、ジヒドロテストステロンを生成する
5αリダクターゼ酵素の量も個人差があり、
多い人ほど薄毛になる可能性が高まります。

つまり、人によって
男性ホルモンが薄毛に原因になる人と、
男性ホルモンが薄毛の原因にならない人が
いるので、一概に男性ホルモンを増やすことが
薄毛に繋がるとは言えないんです。

ちなみに、男性の薄毛治療で処方される薬は、
テストステロンと、5αリダクターゼ酵素の
結合を抑制することを目的としたものです。

体毛

男性ホルモンによって
体毛が濃くなることはあります。

男性ホルモンは
体毛の元となる毛母細胞に働きかけて
体毛をより太く、より硬く、
しっかりとした毛に育てるよう作用します。

女性が高齢になってから、
ヒゲが生えるようになるのも
加齢によて女性ホルモンが減少し、
男性ホルモンが優位になることが原因です。

ニキビ

男性ホルモンの作用として、
皮脂の分泌や、肌の表皮の細胞増殖促進が
あります。

これらの働きが過剰に作用すると、
肌の角質によって毛穴がつまり、
つまった毛穴に皮脂が溜まる
ニキビの原因そのものとなってしまいます。

アゴや鼻の下、口周りにできるニキビは、
ヒゲが生える部分にできたニキビであり、
過剰な男性ホルモンの影響を受けている
場合が多いです。

ホルモンの補充療法、サプリメントについて

男性ホルモンについては、
補充療法やサプリメントで
増やす方法があります。

減ってしまったホルモンは、
外から補充してあげましょう

という考え方に基づいています。

ただ、
男性ホルモンをはじめ、
全てのホルモンはホルモン同士で連携するので
ホルモン間のバランスが大事となります。

男性ホルモンだけを外部から補充して
増やすことは全体のホルモンバランスを
崩すきっかけとなります。

体の不調の原因は、
ホルモンが減少したことだけでなく、
ホルモンが減少したことにより、
ホルモン全体のバランスが崩れたことによる
ものが大きいです。

ホルモン補充療法で
クリニックがホルモンを補充する際は、
ホルモンの投与量を調整しながら
最適なホルモン量を見極めます。

ホルモン投与量については
医師の方でも時間をかけて調整が必要なので、
自分の判断のもとサプリなどで
ホルモン量を補充することは難しく危険です。

まだ、ホルモンの分泌がある状態で
アンチエイジング目的なら、
まずは、自分の体で生成されるホルモンの
減少を抑えるように、食べ物やストレスの
改善に取り組むことをおすすめします。

男性ホルモン減少による
明確な症状を自覚している場合には、
ホルモン補充療法が、
優先度の高い選択肢になると考えます。

まとめ

男性ホルモンの説明は以上となります、

少しは男性ホルモンに対する見方が
変わりましたでしょうか。

男のアンチエイジングにおいて
男性ホルモンは重要なファクタです

そして、
男性ホルモンを含む全てのホルモンは、
分泌量とともにホルモン全体のバランスが
とても大事です。

ゆえに正しい知識をもって
コントロールする必要があります。

男性ホルモンが気になるなら
まずは自分のホルモン状態を知ることが先決!
ホルモン検査の体験レポートを参考に♪

 

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