ストレスをリセット!ジョブズもハマったマインドフルネス瞑想のやり方
仕事もオフもますます楽しくなる30、40代
でも、悩みが増える年代でもありますね。
そんなあなたに悩みがちなストレスと
うまく付き合う方法があります。
それはマインドフルネス瞑想という方法です。
短時間の瞑想によって集中力を高めることで
リラックスした状態で効率の良く仕事する
ことが可能となります。
今回は、
そんな現代社会を生き残るための必修メソッド
マインドフルネスのやり方をご紹介します。
世界を席巻するマインドフルネス
毎日の仕事をより効率よくしたい、
仕事に集中して取り組みたい、
楽しんで毎日の生活を送りたいという願いは、
ストレスが多い現代社会では
誰でも考えることですね。
しかし、
いくらストレスを発散するために
趣味に没頭したり、ゆっくりと休んだりしても、
なかなか根本的な解決にならないというのが
現実でもあります。
そこで、
ビジネス大国であるアメリカを始めとした
様々な国の大企業で注目しているのが、
マインドフルネスというものです。
この、集中力を高め仕事や毎日の生活を
幸せにするためのメソッドは、
グーグルでリーダーシップ研修の一つとして
取り入れられるようになり
高い効果を収めてきました。
その後、
このメソッドの有効性が広く知られるようになり
多くの企業で活用されるようになっています。
その企業の中には、
フェイスブックやナイキなどの
世界中誰でも知っているような
大企業が含まれていることからも
このメソッドの高い評価が本物であることが
分かりますね。
特に注目したいのは、こうした企業は、
単に仕事の能率を上げるということだけでなく
社員の働きがいや幸福度などを
重視しているということですね。
仕事ができればいいということではなく、
毎日の仕事に楽しみを見つけ、
仕事を通して人生を幸福にするという観点で
社員教育を行っているということです。
つまり、このメソッドは
仕事をよりスムーズに行うために役立つと共に
毎日の生活を充実させるのに役立つのです。
マインドフルネスの意味
マインドフルネスという言葉は、
「精神が充実した状態」を指します。
英語が用いられていますが、
もともとは仏教用語から来ていて、
仏教の悟りに至る段階に
必要な要素を意味しています。
つまり、
このメソッドの原点は
仏教や禅の考えから来ていて、
精神を集中して瞑想するという行為に
近いものとなっているということですね。
アジアから生まれた
精神を鍛えるための手法が
アメリカなどに輸入されて
そこで独自の進化を遂げて、
現在では宗教的な行為というよりは、
企業が社員教育のために
用いるようになっているのです。
このメソッドは、精神を集中して
それぞれの行為に没頭できるようにするための
精神集中法と言えますね。
たとえば、
単調ですぐに飽きてしまうような
流れ作業であったとしても、
じっくりと一つ一つの作業に
どんな意味があるのか、
どんなことが成し遂げられるのか、
この分野での生産性を上げるには
どうしたら良いのかということを
じっくりと考えることにより、
作業に対するモチベーションが
変わってくるんです。
では、
私達がマインドフルネスを実践することにより
得られる効果とは具体的に
どのようなものなのでしょうか。
マインドフルネスの効果
マインドフルネスを実践することによって、
私達は様々な効果を実感できるようになります
その一つは、
仕事や今成し遂げようと思っていること
について広く深い見方ができるようになる
ということです。
というのも、
焦って何らかの決定を下したり
仕事にすぐに取り掛かったり
するのではなく、
その作業を始める前に
じっくりと心を落ち着けて熟考する
という習慣が身につくからです。
その作業に関係する様々な事柄を
考える余裕ができますので、
一方向からの見方ではなく、
客観的で融通の利く考えが
できるようになるということですね。
こうしたことから、
海外では議員が投票を行う際に、
このメソッドを実行するための時間を
取るようにしているという事例もあるほど
効果的なメソッドなんです。
さらに、
気持ちを落ち着かせた状態で
仕事に取り組めますので、
精神的な余裕が生まれる
というメリットもあります。
精神的に余裕が生まれれば
ストレスから解放された状態で働けるので
仕事への満足感や楽しみを感じることにも
繋がり、うれしいかぎりです。
仕事がストレスの元になってしまっている
というのは多くの人に見られる
とても残念な現象です
仕事に取り掛かるにあたって、
一度、このメソッドを実行してみるのは
いかがでしょうか?
もちろん、
すぐに仕事が楽しくなって
ストレスから解放される
ということはありませんが、
徐々に仕事への見方が変わっていくことに
気づくはずですよ。
そして、気持ちに余裕を持って
仕事ができるというのは、
部下を抱える管理職には
とても重要なことですね。
実際に、
このメソッドを積極的に取り入れたグーグルでは
初めに一般社員ではなくリーダーに向けた
教育活動の一環として活用しています。
部下に余裕のある態度で接することができて、
融通を利かせながら正しい判断をして、
強いリーダーシップを発揮するために
とても役立つという効果が実証済です。
こうした姿勢を持つリーダーが
会社の中で増えれば、
部下も気持ちよく仕事を行えるようになりますし
チームとしての業務効率も上がっていくという
メリットもあります。
大きな企業が社員教育の一環として、
このメソッドを大変重要視しているのも
納得できることですね。
なによりも、
こうした瞑想もしくは精神集中の手法を
身に着けて習慣とすることで、
普段の生活でも心を落ち着かせて
物事を行っていけるというメリットがあります。
何事にも集中して、
それぞれの作業に楽しみを感じられる
というのは、人生を豊かにすることですし、
同じことをしているとしても
よりポジティブでいられますね。
仕事だけでなく毎日の生活を
より楽しむための手段とも言えますので、
生活の質を向上させたい、
なんとなく時間が過ぎているだけの
人生を送っている気がするという人には
ぴったりのメソッドと言えるでしょう。
いろいろなメリットがありますが、
特に精神的な分野での
効果が高いのが特徴となっていますね。
より充実した人生を送るための助けとして
実践してみるのはいかがでしょうか。
マインドフルネスのやり方
このメソッドを実践するためには、
特に難しい方法を採る必要はありません。
実のところ、
誰でも簡単に実行できるのが
よいところでもありますね。
具体的なやり方としては、
何かの仕事を始めようと思っているのであれば
その前に5分から10分程度の時間を
確保するようにしましょう。
そして、心を落ち着ける環境、
座りやすいイスやソファーなどで、
目をつぶって背中を伸ばします。
そして、下を向いて
体が無駄に動かないように注意します。
手や足は組んだり両方をくっつけたりして、
雑念が入って動くことないようにしましょう。
もし可能なら
足で座禅を組むようにすることもできます。
こうした安定した姿勢を取ることができたら、
ゆっくりと深呼吸をします。
このゆっくりとした深呼吸を繰り返して、
一定のリズムが出来るように
心がけることが大事ですね。
そして、意識の中では、
その呼吸のリズムに集中するようにして、
これからしようとしている仕事のことや
過去のこと、心配事などを締めだしましょう。
もし、ふっと浮かんでくるとしても
意識して考えないようにすることが肝心です。
こうした深い瞑想を数分間続けることで、
意識が落ち着き集中した状態になれるのです。
マインドフルネスに使えるアイテム
意識を集中するにあたっては、
周りと自分の意識を遮断する必要があります。
意識を遮断するうえでポイントとなるのが
音です。
ゆったりとしたリズム、
自然の音を集めた音楽CDを聴くと
意識の集中に役立ちますよ。
また、アプリの中には、
瞑想用の音楽や音源を集めているのも
ありますので、スマホなどに入れておいて、
集中したい時に使うこともできます。
人によって
瞑想に役立つ音というのは異なるので、
いろいろなものを試してみるといいですね。
まとめ
このように、マインドフルネスとは
瞑想によって心を集中させ、
穏やかな精神状態を保つことを意味します。
精神を落ち着かせて
仕事に集中することができますので、
より効率よくビジネスを進めていくことができ
管理職にあるなら部下との関係や、
チームとしての仕事の進み具合が
良くなるというメリットがあります。
グーグルやフェイスブックなどの大企業でも
このメソッドを取り入れていることからも、
その効果の確かさが分かりますね。
また、
仕事が効率よくできるということに留まらず、
毎日の生活を充実させて
人生を豊かにしてくれるという効果が
あるのもうれしいところですね。
やり方はとてもシンプルなものですので、
簡単に始められるというのもポイントです。
瞑想がしやすい音楽や自然の音などを
自分なりに見つけて、心を落ち着かせて
研ぎ澄ませることができるようにしましょう。
人を幸せにするメソッドは
案外、とてもシンプルで簡単なもの
かもしれません。
過剰なストレスはあなたを破壊します。
そこにはホルモンの影響も。